その後はあっという間だった。
ヒュンっと乾いた音と共に、政宗の構えていた矢が手を離れて、ウサギの胴体へと突き刺さる。
ウサギはその衝撃からか、少し横へ飛んだかと思うと、そのまま小さく痙攣しながら、その場に倒れ込んだ。
「…すごい」
間近で狩猟をするところを見るのは初めてだったこともあり、幸姫は感嘆の声を漏らした。
政宗はぐったりとしているウサギの側にいくと、刺さっている矢を抜き、耳に縄をかけた。
ヒュンっと乾いた音と共に、政宗の構えていた矢が手を離れて、ウサギの胴体へと突き刺さる。
ウサギはその衝撃からか、少し横へ飛んだかと思うと、そのまま小さく痙攣しながら、その場に倒れ込んだ。
「…すごい」
間近で狩猟をするところを見るのは初めてだったこともあり、幸姫は感嘆の声を漏らした。
政宗はぐったりとしているウサギの側にいくと、刺さっている矢を抜き、耳に縄をかけた。


