「幸姫!これは一体なんだ!?」
叫び声にびくっと体が震えた。
聞き覚えのある声。
すぐに声の主はぴんときた。
だが、幸姫は怖くて声のした方を見ることができなかった。
「ほう、俺の声が聞こえていなかったのかな?」
がしっと頭を後からつかまれる。
「うっ…」
小太郎に助けを求めようと視線を移すと、小太郎の姿がどこにも見当たらない。
うそ!?守るって言ったくせに、いないってどういうことよ!?
冷や汗がたらりと流れる。
「いだぁ!」
ぐぎっと思い切り首を小十郎の方へと向けさせられ、首に激痛が走る。
「この畑の荒れ様、納得のいく説明を…!」
言いかけたその時だった。キィン!という大きな音が辺りに響き渡る。
「…!貴様はっ!?」
小十郎は幸姫を背にかばうようにしながら、刀で相手の斬撃を受け止めていた。
叫び声にびくっと体が震えた。
聞き覚えのある声。
すぐに声の主はぴんときた。
だが、幸姫は怖くて声のした方を見ることができなかった。
「ほう、俺の声が聞こえていなかったのかな?」
がしっと頭を後からつかまれる。
「うっ…」
小太郎に助けを求めようと視線を移すと、小太郎の姿がどこにも見当たらない。
うそ!?守るって言ったくせに、いないってどういうことよ!?
冷や汗がたらりと流れる。
「いだぁ!」
ぐぎっと思い切り首を小十郎の方へと向けさせられ、首に激痛が走る。
「この畑の荒れ様、納得のいく説明を…!」
言いかけたその時だった。キィン!という大きな音が辺りに響き渡る。
「…!貴様はっ!?」
小十郎は幸姫を背にかばうようにしながら、刀で相手の斬撃を受け止めていた。


