「おーい。乃亜?」 ん? 片目だけ開けると、ぼんやりと人がいるのがわかる。 「あんた、誰??」 ベッドから上半身だけ起こすと、いきなりその人の顔が近づいた。 視界がその人の顔で埋まる。 そしてゆっくりと離れた。 「…ちょっ、何キスしてんの!?」 突然過ぎる出来事に動揺しているあたし。 「だって、乃亜がかわいいから。」 ステキなセリフ、どうもありがとうございます。 「で、なんであたしの名前知ってんの?? てか、あんた名前は??」