運命~★おまけ★~

「もう、十分でしょう」







そう、声が聞こえた。








「スミマセン・・・・。長い間、わがままを聞いてもらっちゃって・・・・・。神様」







「いいんですよ。・・・でも、いつまでもあなたをここにいさせるわけにはいかないの。そろそろ人間に生まかえって欲しいわ。」










「はい。わかっています。・・・あの2人の運命を見届けられたんです。もう、悔いはありません」








神様はにっこりと笑った。









「人間に生まれ変わったら・・・。ここで過ごしたことは忘れます。あなたが公園だったことも・・・」










「はい。承知しています。・・・ただ、最後にお願いが・・・」








「なんでしょう」