あの子誰だったんだろうなー。

また時間があったら聴きに行くか。


何て思いながらも俺は明日から始まる実力テストに備えて、またゆっくり教科書を開いた。


『あー、眠くなってきた…』


教科書を開いた途端に頭は睡魔に襲われてしまって、俺はうつらうつらしながらもペンを走らせた。