もしも、許されるのなら。

夕飯を作ったら逃げよう。
そう思っていたら、お兄ちゃんが帰ってきた。



「涼香てめぇ…俺が真面目じゃないと言いたいのか?ああ?」


ひぃぃぃっ
相変わらず怖い。


「…だってお兄ちゃん女好きじゃん。」

と言ったことをすぐに後悔した。

「あ?女なら誰でもいいなんて思ってないよ。大事なのは顔と、性格と、胸!!」


胸だけ強調した。
一番はそこか。



「やらしい…」

キッと睨まれた
お兄ちゃんいわく健全男子はエロいらしい…


まあ、男だもんね…

普通普通。