『ぅう…ッ…、こ…っ怖かったぁ…ッ。』 そう言われてまた涙があふれ出してきた。 どれくらいたっただろう?? あたしは我に返った。 『あっ…ありがと…ッッ!!! あの…聞いてくれて。落ち着いたから離していいよ…!!!』 『あっ…ごめん、思わず。 大丈夫か??』 『うん…。』 どうしてだろう?? 今は中沢と2人でいても怖くない。 中沢は優しくほほ笑んだ。 安心する…。 あたし、少しは前に進めてる…のかな??