「ありがとうございました」 駄目だ…湿布買ったは良い、けど、酷く、痛い…! 早く…座りたい… わたしはそんなことを思いながらエスカレーターで椅子のある場所を探して階段辺りに向かった そんな時に、悠々と彼は階段に座って涼しい顔をしながら手に埋もれてしまいそうなくらいに小さい小説を読んでいたんだ。