ーーーーーーーーーーーー 「はぁぁぁー…ほんと…ありえない…」 私は昨日あったことに対してブツブツと言葉を発していた。 「どうした?七瀬?」 「しっ、篠原クン…」 私の顔を覗き込むように 話し掛けてくれた 篠原クンに 顔が熱くなった。 「あっ…えっと今日の晩御飯なににしよっかな…って」 昨日私のブラが流に見られた…(←自分が悪い) なんて口が裂けても 言えやしない。 「なにっ?七瀬料理できんの?」 「あーうん。ある程度なら」 私は必ず誰にでも料理が 不得意なコだと 思われている。