家に帰って好きな音楽を聴いても美咲への殺意は消えなかった。

ベットに入っても美咲への殺意は消えなかった。

朝になっても美咲への殺意は消えなかった。


そして昨日、

私は美咲に言った。

相談したい事が有るから昼休み理科室に来て欲しいと。

美咲はにっこり微笑んで「わかった」と言った。

その笑顔を見て更に殺意が増した。

私はバッグの中に手を入れ冷たく尖った物が入ってることを確認した。

夜中に台所からそっと引き抜いてきた物。