そしてその時、ハンターが触れたコクーンには三人の胎児が入っていた。




双月。


乱華。


そして、茜。




ハンターは予感を感じたのかもしれない。




世間ではそれを気まぐれと言うかもしれないが。




コクーンを電磁振動ナイフで丁寧に外し、特殊な、胎児を浸しているぬめる胎液に濡れつつ彼らを取り出した。




「戦い、選択し、選択される・・・・・




それが宇宙の理




お前らの選ぶ道、いかなるものになるのだろうな。」