ラストライフ

「ネイダー将軍よ」




ハンターは冷たく静かにいった。




「はい」



ネイダー将軍の声は悲しみで緊張していた。




「戦局の末端には非干渉のお約束でしたが」




回線の向こうで苦しげに押し黙る気配がした・・・・




ハンターは幾分声を和らげて


「あなたのお気持ちは分かります、どんな形であれ命、生きようとする命を奪う権利は誰にもない、有ってもならない、それは、私も賛同します」