バカ、バカ。浩太郎のバカ。 「別れたんだな…。 はるにしては上出来だろ。よく頑張ったじゃねーか。」 「ゆーすけぇ。私、合ってる?」 「合ってるよ。大丈夫、仲くんもわかってくれてるから。」 「浩太郎…。好きなのに…。」 「…うん。」 ゆーすけは私が落ち着くまでいてくれて、駅まで一緒に帰った。