蜂蜜檸檬 ーハチミツレモンー


~♪


もうすぐ、浩太郎と出会って1年が経とうとしていた頃に、珍しく私のケータイが鳴った。

普段はメール派の私。
めったに電話はこないのに。





電話をくれたのは浩太郎だった。





『もしもし?遥海先輩?』

『うん。どうしたの?』

『最近、全然会えないし、話してないから淋しくなった。』