ゆーすけは、私にとってお兄ちゃんみたいな存在。 弓道部の2年生はたった3人。 のち1人は幽霊部員だから実質、私とゆーすけの2人。 どんなに辛い練習も、いつも2人でがんばってきた。 というよりは、ゆーすけがいつも私を引っ張ってくれた。 「はる。何があったんだ?」 だから、すごく安心する。 ゆーすけの声は私の精神安定剤。