結婚事情

っていうか、もともとこの企画はアユミのものであって、私がそんなこと頼もうとしてたわけじゃないのに。

なんだか、どういいわけすればいいかわらかならなくて、ただ、胸の鼓動を押さえるのに必死だった。

タツヤに、かったるい女って思われただろうか?

私、本当はそんなこと頼むような人間じゃないのに。

でも、ここで本音を言ったら、アユミの立場はどうなる?

言えないよね。

絶対。


「アユミと二人で飲みにいったんだって?」

思わず口から出てしまった。

「え?」

急にタツヤの表情がひきつった。

これ、タブーだったかな。

でも、言っちゃったもんはしょうがない。

「どうなの?アユミとは前から気が合うみたいだったし。ひょっとして・・・だったりする?」

タツヤは眉間にしわを寄せた。

そして、うつむいて小さく舌打ちをした。

「その話、アユミから聞いた?」

あ・・・

やば、怒ってる?

どうしよう!?