俺のすべて

「え、あ・・・射的だ」

そう言ったのはもちろん女の方。

・・・気づいてなかったのか。

俺は呆れながらも、ちょっと笑えた。

ほんと、いくつだよ?大丈夫か?こいつ。

「よし!ちょっとぶったおしてくる!」

なんて意味不明な言葉を言いながら歩いていった。

射的屋のおっさんに、なにやら話して射的を始めた女。

・・・・・・・・・・始めたのはよかったんだが・・・。

1発も当たらない。

・・・・・へたくそ。

思わず笑ってしまった。