「褒めてるのにぃ」
蓮は片足でピョンピョンしながら部屋をグルグル廻っている
『髪…ありがと』
下を向いてボソッと言うと
「可愛い」
目の前で止まった蓮が頭を撫でた
『!?…い、行くわよ!…っていうかどこに行くの?』
蓮に熱くなった顔を見られたくなくて部屋から出ようとして立ち止まった
振り返らず聞く私に
「ぜーんぜん決めてない。電車でも乗るかな」
『…わかった』
部屋の鍵を持って玄関に行く
「靴まで迷ったりしないよね」
下駄箱を開けて止まっている私に後ろから声がかかる
蓮は片足でピョンピョンしながら部屋をグルグル廻っている
『髪…ありがと』
下を向いてボソッと言うと
「可愛い」
目の前で止まった蓮が頭を撫でた
『!?…い、行くわよ!…っていうかどこに行くの?』
蓮に熱くなった顔を見られたくなくて部屋から出ようとして立ち止まった
振り返らず聞く私に
「ぜーんぜん決めてない。電車でも乗るかな」
『…わかった』
部屋の鍵を持って玄関に行く
「靴まで迷ったりしないよね」
下駄箱を開けて止まっている私に後ろから声がかかる

