マスカラ〜年下男子の甘い秘密〜[完]

「専務!?」
テツヤが声をひっくり返しながら叫んだ相手は
百合さんの肩を軽く叩いて帰るように促す

「残念だよ」
百合さんを先に行かせテツヤにポツリと呟いて歩いて行った

「神崎、お前…」
離れて行く二人から視線を蓮に移し睨みつけるテツヤに

「たまたま専務の車で送ってもらったんですよ」
今にも掴みかかりそうなテツヤと対照的に至極穏やかに言う蓮