マスカラ〜年下男子の甘い秘密〜[完]

なんで真っ直ぐ家に帰らなかったのか自分を責めながら声を絞りだした

『…テツヤ』
元カレのテツヤが立っていた

「やっぱりお前だと思った、何してんの?」
かなり飲んでいるのか近づけてくる顔からアルコールの匂いがした


思わず身体を一歩引いて距離をとる

「テツヤ〜行くぞ」
遠くから声をかけられて「先に行ってろ〜」と叫びながら手を挙げている

テツヤの会社の人だろう
何人かで歩いて行く人の背中を見ながら
『一緒に行けば…』
と呟いた