マスカラ〜年下男子の甘い秘密〜[完]

滑り込んできた電車に乗ると空き過ぎの席に座って窓の外に目を向ける

連絡先聞かなかった…
蓮も聞いてこなかったし。

小さな後悔は相手のせいにしてみる


人がいなくなったホームを見つめて出発の合図と同時にため息を吐いた


揺れる身体に目を閉じて蓮の事を思い出しながら家に帰った


あれから毎日、山のような書類とにらめっこの日々


試験の話はあっという間に部署内に拡がり、いよいよお局街道かと囁かれた