マスカラ〜年下男子の甘い秘密〜[完]

誰もいない喫煙ルームは空気清浄器がフル稼働していて思ったほど煙たくはなかった

「お前最近どうなの?」
1番奥の窓際によって煙草に火を点ける先輩

『何が…ですか?』

真人先輩は部署が離れた今でも時々こうして気にかけてくれる

誰にでもこんな感じだから周りに自然と人が集まっている

「何って…色々?青木部長ぼやいてたぞ」
目線だけ向けてきて苦笑いをした

青木部長は例の残業と厭味を大量にくれる部長
真人先輩も以前は青木部長の下にいた

『部長が…』
「お前が仕事は淡々とこなしてるけど覇気が無いって」
ため息と同時に煙を吐いた