「君は将棋部をやめていたが、吹っ切れた。
将棋部に入る決意をし、部長に挨拶にいく。
散々、入れと言われて断っていたが、君は<入れて下さい>とはっきりと言った。

ブランクを脱出できるかが焦点だった。しかし君は見事に成し遂げた。

蓋神の葬式に行かなかったのは全国大会で優勝することを自分の中で決意したからだった。
2年後に君は涙ながらに優勝したね。

コメントはこうだ。

<私は大切な恩師の葬式に顔すら出さない男です。<将棋が好きなら強くなる>といった蓋神さんに・・。ありがとうございました>

君は深く深く頭を下げた。」