その先にあるもの…




「っぷ・・・」



考え事をしてると、いきなり笑い出す榎本先生。



『えっと、私なんかおかしなことしましたか?』



「あはは!!百…面相…」



そう言った瞬間お腹を抱えて笑い出した、榎本先生。



何がなんだか分からない私は、恥ずかしくなり俯いた。



「・・・ごめん、あまりにも君が面白い顔してたから。」



『えっ?』



榎本先生の言葉に驚いて、俯いてた顔を上げる。



「いや、さっきなんか考え事してたのか、いろんな顔してたよ君。」



恥ずかしい・・・



早く、この場から消えたい。



幸い今日は、挨拶しか用事ないし帰らせてもらおうかな。



『で、でわ、今日は挨拶に来ただけなので、失礼させていただきます。』



そう頭を下げて、玄関のほうに体の向きを変える。