彼女のメガネの雰囲気は好きな部類に入った。


メガネは人を選ぶから、似合わない人はすこぶる似合わないのだ――


メガネも人を選ぶと思う。

メガネが似合うと雰囲気何となく知的に感じるのだが中には全く似合わない、メガネが浮いてしまう感じがする。
ようは全体が醸し出す雰囲気なのだ。


彼女は無論、似合うのだ。

眼鏡のマイスターがもし居るなら、☆いくつ付けるのかな?
なんて思いながら、彼女を見返した。


やはり、彼女は可愛い――



すこぶる可愛いのだ。



自分は、眼鏡にコンプレックスを抱いていたから特にそう感じた。