【続】婚約者は旦那様♪

「…行くぞ。優羽」



少しの沈黙の後、達也は私の手を引っ張って歩き出した。




「ちょ、ちょっと…」


私はどうすることも出来ないまま達也に引っ張られる。



隆之くんは黙ったまま私達の後ろを見ていた。















私は達也に引かれながら
境内を抜けて、だだっぴろい場所に出た。




「「・・・‥」」



……沈黙がつらい。



さっきあんなことがあったばっかりだし、なんて声をかけたらいいかわかんないよ。






「・・あ~あ。疲れた」


達也はいきなり声をあげて、その場に座り込んだ。



「苦しっ」と言いながら達也はネクタイを緩める。