【続】婚約者は旦那様♪

黙っていると
電話の向こうで将也のため息が聞こえた。



『…なぁ、達也。
結婚したからって優羽ちゃんがずっと傍にいてくれる保証なんてないんだぜ。

そうやって気ぃ抜いてたら
いつか他の男に盗られるぞ』




ズキッ…


将也の冷静な言葉に胸が痛む。





・・・・将也の言うとおりだよ。


“結婚”という鎖で優羽を縛ったって意味はないんだ。


大学でも優羽のことを狙っている奴ら多いし
俺がしっかりしなきゃいけないことには変わりないんだよな。




「…そうだな。じゃ」


俺は電話を切った。





去年は俺らの関係を秘密にしていたから行けなかったけど
今年は違う。


やっぱり優羽も行きたいよな。