【続】婚約者は旦那様♪

一気に話も終わって私達も家のほうに向かって歩き出した。




…達也はやっぱり優しいよ。


さりげなく、手をつないでくれた。




「そういや、なんで大学まで来てくれたんだよ?」



「ふぇっ!?」



そうだ。本当の目的は花火大会の話をするためだった。


すっかり忘れてた…ι



「えっと…り、莉奈とお茶しててそれで会いたいな~と思って」

私は笑って思わずごまかした。



「そっか」


達也は少し嬉しそうに微笑んできゅっと手を握ってくれた。



目的は違うけど会いたかったのは本当の気持ち。



外は暑いけど、ずっと手を離したくない。













「…ねぇ、達也。8月2日ってお仕事?」


私はさりげなく聞いてみた。