あれから・・・1年の時が過ぎた。 -----------… ---------… 私はある場所にいた。 周りにはピンク色のバラが咲き誇り、空は真っ青な快晴。 ――そう。 あの思い出の公園にいた。 1年ぶりに来たけど、ここは何も変わらない。 でも、私の周りの状況はすっかりと変わった。 達也は3年生になり、ますます智和さんの仕事を手伝うようになった。 相変わらず、大学と仕事の両立をこなしている。