今までこんな風になったことがない。 四六時中、不安の波が押し寄せる。 きっとこれが・・・親になるという“責任” こんな、まだまだ未熟な私が“母親”なんて務まるの--? 涙で濡れた私の手を、そっと大きな手が包んだ。 そして私をそのたくましい体に寄らせた。 「---大丈夫」 ・・・・ 「…なんて言えた立場じゃないんだけどな」 えっ・・・? 「優羽、それでずっと悩んでいたんだよな?気付いてやれなくて、ごめん…」 私は首を横に振った。 達也は悪くない。