「・・・確かに母さんに似ている部分はある気がします、
優羽ちゃん」
「だからこそ…だ」
だからこそ、あの子をなかなか認めることができなかった。
あの2人を認めないつもりはまったくなかった。
だが・・・優羽を始めて見た瞬間、なぜかつゆりのことを思い出してしまった。
まったく似てもいないのに…
しかも死に際の優しく自分にほほ笑むつゆりの姿が。
それと同時に少し恐ろしくなってしまった。
つゆりを愛して後悔などない。
むしろ感謝している。
こんな無茶苦茶で口下手な自分に文句も言わず、何十年もついて来てくれたのだから。



