「その気持ち、忘れぬように。 ・・・ ・・・・少し、つゆりに似ておる」 「ま、待ってください!お父さん!」 源一郎様はそれだけを言い残し、部屋を出ていった。 智和さんも湯澤さんもその後に続くように出ていく。 それって・・・どういう意味? 最後のほうは小さくてよく聞こえなかったけど 『つゆり』さんって--- 「優羽!!」 その声と同時にふわっと体が 温かくなった。 達也に抱きしめられている-- 「優羽!大丈夫か!?」 心配そうに達也が顔を覗き込んできた。 「う、うん…」