そう思ってとうとう部屋の中に入ろうとしたら・・・
「それは本条を継がぬと言うのか?
あれほど望んでいたことを」
鋭い源一郎様の言葉で思いとどまった。
そうだよ。
あんなに頑張って…
なのにそんな簡単に言って。
「・・・・確かに俺は小さいころからオヤジや…じぃ様に憧れ、
カズや組のみんなが大好きだった。
だから本条を継ぎたかった。
その気持ちは今も変わらない」
そう言いながらキュッと達也が拳を握った。
「けど…!優羽と再会して結婚して、俺にも守るべきものが
できた。
大切なんだッ・・・!
誰よりも・・・何よりも・・・!」



