達也が・・・ 絶対服従の源一郎様に逆らった-- それがどれだけの波乱を生むかもしれないのに… 「……達也。情けないぞ! 一人のあんな女に振り回されおって。お主は本条の家の者の自覚が足らぬ!」 源一郎様の激しい叱咤が飛ぶ。 達也は顔を伏せていて表情が読み取れない。 みんなが固唾を呑んで達也の 様子をうかがう。 「――本条の家・・・か」 ふと達也の力ない声が聞こえた。 「優羽を・・・好きな人1人守れないなら俺は本条を否定する!」 空気がピッと張り詰めた。 否定って・・・ちょっと待ってよ!