「フンっ。やはりな」
そう言う源一郎様の目は上から物を見下ろすようだった。
「まだまだ若い小娘め。
そう言えるのは今のうちじゃ!年月を重ねれば、そんなことは一切思わんくなる。
自分の利益しか考えない醜い存在になッ!」
「そ、そんなこと…」
「なら、貴様は言えるのか!?
今後一生、気持ちが変わらぬと!」
っ!?
言葉が詰まってしまう。
確かに一生気持ちが変わらないなんて、ほとんどありえない。
この先、絶対に苦難やつらいことがあって気持ちが変化することはある。
けど・・・
「…もちろん気持ちは変わります」



