【続】婚約者は旦那様♪



「じゃあ、なんと言うのか?!
別れないくせに達也に本条を継いでほしいと?!」




「はい。そして千亜希さんのお仕事を認めてほしいんです!」





“バンッ!”



源一郎様は勢いよく前にある大きなテーブルを叩いた。





「いい加減にせいっ!
貴様、正気か!!」


源一郎様は鬼のような形相で、ある意味この世のものだとは思えない。






わがまますぎることは百も承知の上。




達也とは別れない。



でも家を継いでほしい。



そして千亜希さんの仕事も認めてほしい。




こんな自分だけの欲求を、ましてや源一郎様に言うなんてバチ当たりもいいところ。