季節はゆっくり移り変わって来て少し暖かくなってきた。
でも私の心は冷たいまま。
「…羽。・・・・優羽!」
ふと隣から莉奈の声が聞こえた。
「ほぇ?」
「手元」
えっ?
そう言われて目線を落としたら…
「…キャー!」
鍋が噴きこぼれていた。
「え、えっと。えっと…」
こういうときって火を止めればいいんだっけ?
ふきんかけるんだっけ?
突然の出来事に頭がパニックになる。
「ちょっと優羽!落ち着きなさいよ」
莉奈はスッと火を止めてくれた。
「あ、ありがとう…」
あぁ。よかったぁ~
もう少しで大惨事になるところだったι



