『・・・・決断は早めにの』 そう言って源一郎様は電話を切った。 けど電話が終わったのに体は 一向に動こうとしない。 頭の中には、みんなの悲しむ顔と源一郎様の声がグルグル回る。 私は…私はッ・・・・! 「--優羽様?」 ハッ!と気付くと泉さんが不思議そうに立っていた。 「い、泉さんっ!?」 いつからそこに…? もしかして…会話を聞かれた―? 「どうかされたんですか?調子でも悪いんですか?」 「あ、大丈夫です」 私は笑って立ち上がった。 よかったぁ… この様子だと聞かれていないみたい。