私はすぐに立ち上がったが、手首を掴まれてしまった。 「お待ちください。まだお話は終わってません。 …あなたが達也様と別れるというまでは」 見た目には似つかない力強い。 逃げられない--- 「は、離してっ!」 「嫌です。マスターに今日中に話をつけろ、との命がございますので」 ゆっくり近づいてくる。 やだッ・・・・ 「離してくださいっ!!」