【続】婚約者は旦那様♪

「こちらでございます」


案内された場所は和風な感じのお店だった。






「「いらっしゃいませー」」


店員さんに連れられ、私達は個室に通された。




綺麗なお店・・・・


大学生が来る場所じゃない気がして落ち着かない。






「優羽様、なにか御注文されますか?」


さりげなく湯澤さんがメニュー表を差し出してくれた。





「い、いえ。大丈夫です」


お腹はいっぱいじゃないけど、さすがにこんな状況じゃ食べる気にはならない。





「…では、失礼します」


店員さんがお茶を置いて、障子を閉めた。












「「・・・・」」



悲しいぐらいの沈黙。