【続】婚約者は旦那様♪

「あれ?若嬢じゃないですか。お久しぶりっす!」


1人の男の人が深々と頭を下げた。





「久しぶりです。・・・・カズさん」


私はニコッと笑った。









私が来た場所は“本家”。



私自身もすっごく久しぶり。





「どうしたんですか?旦那は不在ですが若女将なら…」



「ううん!今日はカズさんにお話があってきたの」



カズさんは意味がよくわかっていないまま
とりあえず私を中のある部屋に通し、お茶を出してくれた。





「…それで、お話とは?」




私はコクリと頷いた。



「教えてほしいんです。
達也の…おじいさんについて」




そう。

今日ここに来たのはカズさんにおじいさんのことを聞くため。