【続】婚約者は旦那様♪


胸がズキズキ痛む。




「だから・・・だからッ・・・・」


「もう、いい」




えっ・・・




少し伏せていた顔をあげると
隆之くんは悲しそうに微笑んでいた。



「十分優羽の気持ちはわかった。
これ以上、優羽の悲しそうな表情を見るのも嫌だし、もういいよ」



「隆之くん…」



「優羽、・・・・幸せになれよ」


そう言ってポンっと私の肩に手を置くと私の隣を通り過ぎた。




これは…隆之くんの優しさ。


あんな思わせぶりしたのに、
こんなときまで私を気遣ってくれる。





「た、隆之くん!」


私は振り向いて、隆之くんの背中に叫んだ。




こんなこと言うのは、よくないかもしれないけど


最後に言わせて--