【続】婚約者は旦那様♪

当時の私は知らなかった。


隆之くんがこんなに苦しんでいたなんて。



隆之くんには心配かけたくなくて…
全部1人で抱え込んで気付かれないようにしてたのに…




そんな姿が余計に隆之くんを傷つけてしまったんだ。









「だから大学で再会したとき夢かと思うぐらい嬉しかった」



少し体が離れたと思うと隆之くんの真剣な目が私の目をとらえた。


…逸らせれない。





「正直、優羽が結婚しているからって譲れない。

俺は・・・」




“ビュッ”



隆之くんの話の途中に、いきなり何かが飛んできた。



隆之くんは私から離れて、それをかわした。





「ぐ…軍手?」



飛んできたのは丸められた軍手。