好きだけじゃ…

―次の日―

風邪をひいたまま学校に来た

「美鈴!風邪もう大丈夫なの?」

「少し風邪気味だけど…。それより琉斗が大変ってどういうこと?」

「うん…。実はね…」

舞が話そうとするとクラスの女子が黄色い声をあげた

みんな窓越しに外を見ていた

なんだろ…?