「長政は剣道が好きか? それとも弓が好きか? 私は長政と一緒に剣道がしたいぞ!」 「これこれ。文頼。 長政が困っているのがわからないのか? 文頼が長政に一から武術を教えてあげるがいい。 文頼に任せて大丈夫なものかな?」 「もちろんだよ お父上! 私が長政を世界一の剣士にしてみせよう!」 「そいつは頼もしい言葉だ。」 私を置き去りにして、兄上と父上の会話は続いていく。