私こそ光る☆君 ~ライブツアー編~

そんなことを考えている間も遥はギューッと抱きつき、時折頬ずりをしてくる。


しかし、それだけでは遥の暴走は収まらなかった。


「チューしよっ?」


とびきり甘い声で突然そんなことを言い出し、目をつぶってゆっくりと顔を近づけてくる。



その顔を見た瞬間何かが吹っ切れた。

パニックが頂点に達し、


『○×△□※☆◇!!』


と、意味不明の言葉を発して遥を思い切り突き飛ばした。

遥は勢い余ってベッドの木枠に頭をぶつけ、ノックアウト。


『うわ、ごめんっ!!』


慌てて抱えて起こすと、程なく目を覚ます。


「ってぇ……」


どうやら、軽い脳震盪のようだ。

ホッとして胸を撫で下ろす。