グイッ。 肩に触れていた手を思い切り引っ張られ、再びベットの上に倒れ込む。 『うわっ!! ちょっと、起きてるんならそう言ってよ」 慌てて起き上がろうとすると今度は由依の手が腰に回り、抱き寄せられる。 『ちょっと、由依ってば!! イタズラするのもいい加減にしなさいっ』 焦ったことで変にお母さんみたいな口調になる。 それにも由依の反応はない。 ひょっとして、まさか……? 「……スー、スー、スー……」 寝てるし……。