海の家に到着。 遥、テーブルに突っ伏して呻いてるよ……。 ご愁傷様っ。 心の中で手を合わせる。 「あっ、見て見てカナちゃん。 ここのかき氷、色々トッピング注文できるんだって☆」 『ホントだ~』 「う~ん、何味にしようかな~☆」 目をキラキラ輝かせててメニューを見つめる由依。 やっぱ由依かわいい~。 「すみませ~ん☆」 「ハ~イ」 オーダーするものが決まったらしく、店員さんに声をかける。 呼ばれてきたバイトらしい女の子は、私たちの姿を見ると顔を赤らめた。