「ねぇ、そこのキミ?

可愛いね」


「キミ一人?

良かったら僕らと一緒にあっちで遊ぼうよ」


突然話しかけてきた男二人組は馴れ馴れしく肩や腰に手を置いてくる。


『は、離してくださいっ!!』


舐め回すような視線に鳥肌が立つ。


「いいじゃん、一緒に遊ぼうよ」


聞いちゃいない。

男たちは腕をつかんで私を無理やり連れて行こうとする。


どうしよう……。


必死に抵抗するも女の力では男二人相手にどうにもならない。


困り果てたその時……?