私こそ光る☆君 ~ライブツアー編~

『なるほど、それでか……。

教えてくれてありがとう』


「ううん、いいの」


「これ、お礼にあげる☆」


そう言って由依が差し出したのは渦巻き型の大きなキャンディー。


どこにそんなもの入れて持ち歩いてたんだろう?

溶けてないのかな?


「ありがとう。

お兄ちゃん、お姉ちゃん、バイバイ」


大きく手を振って、少年は去っていった。


『子供は元気が一番だよね』


背中を見送る。



うん?

ちょっと待って。

今、何か引っかかる発言があったような……?